エニワンプロジェクトの活動

エニワンプロジェクトが掲げるスローガン

※「病気のない人」とは、病気を抱える人を支えるご家族やご友人、そして病気以外の困難を抱えている方々を指しています。大変なのは病気のある方だけじゃない。生きていく上で、誰もがそれぞれの大変さを抱えていると私たちは考えています。

エニワンプロジェクトの理念

エニワンプロジェクトは、「病気がある人もない人も当たり前に生きられる社会」を目指し、全ての人々が支え合い、共に生きることができる環境を作るために活動しています。「OTAGAISAMA(お互いさま)」の精神を広め、「ON-OKURI(恩送り)」の輪を広げることで、難病や障がいを持つ方々とそのご家族が前向きに生きられる社会を実現していきます。

他の患者団体との違い

エニワンプロジェクトは、疾患横断的なアプローチを取っており、難病に限らず、様々な病気や障がいを抱える方々を対象としています。また、患者当事者だけでなく、患者を支えるご家族、ご友人、そして支援者も対象としており、お互いの立場を理解し合い、それぞれの役割を尊重しながら、共に支え合い、恩送りの精神を広めています。

活動のご紹介


疾患も立場もこえて、想いがつながる新しい交流会

今までなかった!疾患を越えた患者同士だけでなく、家族・友達・支援者同士、更には全ての疾患、全ての立場を越えた交流会の開催。当事者同士の交流会【COMMU】、支える側の交流会【SUPPO】、そして両者が参加する【SHARE】を通じて、悩みや経験を共有し、孤立感を減らし、共に支え合える場を提供します。また、年に数回リアル開催のイベントを企画・運営し、患者・患者家族・友人・支援者(医療従事者、企業・団体社員など)社会全体のつながりを深めます。


病気じゃなく「人」を見る社会に

〇〇病の人、車椅子の人、目が見えない人、ではなく、「〇〇さん」と呼べる社会に。「可哀想」や「助けなきゃ」ではなく、一人の人として向き合い、自然に寄り添い合える関係を広げていきます。また、当事者自身が「病気だからできない」「迷惑をかけてしまう」と思い込んでしまうことも少なくありません。そんな“自分自身への偏見”も手放し、ありのままの自分で社会と関われるよう、意識の変化を後押しする活動を行っています。


つながる活動パートナー

病気や障がいを抱えることで、社会とのつながりが薄れてしまう――。
そんな孤立を防ぐために、エニワンプロジェクトでは、さまざまな立場から患者・家族・支援者を支える団体・企業、個人で活動する当事者・当事者家族の方々と連携し、つながりの輪を広げています。誰もが安心して暮らせる社会を目指して活動している皆さんを紹介しています。


「あったらいいな」をカタチにする共同開発プロジェクト

病気や障がいのある方やそのご家族が「本当に欲しい!」と感じるモノを、私たちが企業と一緒に開発・提案していくプロジェクトです。「おしゃれな杖があったら」「こんなサポート用品があれば日常が少しラクに」そんな当事者のリアルな声をもとに、企画からテストまでを共に行い、暮らしに寄り添った商品が生まれるきっかけをつくっています。当事者の声が社会を動かす。その一歩を、ここから。


「当事者の声」を社会へ届けるマッチング&調査サポート

「本当に必要とされていることを知りたい」「当事者の声を反映したい」そんな企業や団体の方へ。
エニワンプロジェクトでは、難病や障がいを抱える方々に特化したアンケート調査やインタビューの設計・実施をサポートしています。また、講演会や企画で「リアルな声を届けたい」という場面に、ぴったりの患者・ご家族・支援者をご紹介し、伝わる場づくりをお手伝いします。
“患者会では出会えなかった声”を、社会に届けてみませんか?